新着情報

News & Topics
2026.02.16

持続可能なアジアの水産と海洋環境を実現する国際協働人材育成プログラム AFIMA Leaders Program 令和7年度 学生成果発表会

 

2025年夏に、長崎大学からAFIMA Leaders Programへ短期留学したのは5名でした。マレーシアトレンガンヌ大学と釜慶大学校で学んだ成果を発表しました。それぞれの発表内容をご紹介します。

 

 

【マレーシアトレンガヌ大学に約3ヶ月留学した4名】

実習期間:2025年8月9日〜10月24日

 

写真左から森田善行(水産・M1)和泉匠真(水産・B4)入江優衣(環境・B2)林凛奈(水産・B4) 

 

 

 

 

魚の人工授精に
観賞魚の養殖生産
海の恵みの多様性を実感

 

 

森田善行

総合生産科学研究科 博士前期課程 1年

 

 

トレンガヌ州はマレー半島の東岸に位置しており、雄大な自然が広がっています。私が留学先として、マレーシアトレンガヌ大学を選んだ理由の一つが、この自然豊かな環境に魅力を感じたからです。また、本州の住民の大部分はイスラム教徒あり、イスラム文化が根強く残る地域です。マレーシアのユニークな点は、各州に王族が存在しており、王族の代表が国の王も務める点です。我々が滞在した州にも王族がいらっしゃいました。

 

マレーシアトレンガヌ大学は、海洋分野に力を入れ、グローバルな教育や研究が行われてい国立の大学です。コンピュータサイエンス、水産食品、経理・経営、水産工学、などの学部があり、今回は水産学と養殖関連の学部の授業に参加しました。

 

 

 

 

最初の2週間は、台湾海洋大と三重大学の学生向けのサマースクールに参加しました。

マレーシアでは主要養殖魚であるアメリカンキャットフィッシュの人工授精を体験。前日にホルモン投与した魚から採卵し、オスからは精子を採取、受精させました。その後、胚発生も観察しました。この魚は非常に環境耐性が強く、エアレーションが無いタンクでも元気に泳いでいたのが印象的でした。

 

 

 

 

マレーシアトレンガヌ大学が所有する飼育施設を見学しました。マレーシアでは、食用魚以外に観賞魚の養殖生産も盛んであることから、多様な観賞魚が飼育されていました。また、餌料の作成方法やアクアポニックについても学ぶことができました。

 

 

 

 

マングローブ散策では、日本では見られない植物に触れることが出来ました。驚いたのは、手のひらサイズのシジミを採取したことです。その後炭火で焼いて食べました。味は泥臭くなく、非常においしかったです。

 

 

 

 

マングローブの生態や
水質の改善が育む
魚の未来を学びました

 

 

和泉匠真

水産学部 4年

 

 

 

授業は日本とは異なり日曜日から木曜日で、金曜と土曜が休日です。授業は座学と実習(実験)が一つの授業に含まれています。私は水質管理学とマングローブ生態学、経営学の3つの授業を履修しました。

 

 

 

水産経営学では、商品を企画してパッケージの考案、製品を作り販売までの流れを実践しました。5~6人の班に分かれ、「TAUHU」という伝統料理の中身をツナに入れ替えてみました。また栄養素や原材料の値段などを考えて、しっかり利益を得る仕組みを作りました。最後はこの一連の流れをポスターにして発表もすることができました。

 

 

 

日本にはあまり馴染みのない、マングローブの生態について学びました。マングローブの植物のたねは、ぷかぷか浮いて漂ったあと沈み地面に根を伸ばす種や、すぐに沈んで根を張る種など様々な戦略があり面白かったです。また、マングローブは塩分が非常に重要で、海水と淡水のバランスが必要な、とても繊細な植物だということ学びました。

大学内にはいろいろなマングローブがあり、先生がフィールドワークに連れて行ってくれました。色々な種があり、その種ごとに詳しい説明をしてくれて面白かったです。

 

 

 

水質管理学は、名前の通り水質を管理するのに重要な要素を学ぶことができました。物理的にきれいにする方法や化学的にきれいにする方法、バクテリアを使ってきれいにする方法など、色々な方法がありました。また、養殖場の水質を改善するためにどのような方法が有効かについても学習できました。さらに養殖場の水の不純物を取り除き、野菜などの水として使うことで、無駄にせずさらに栄養を循環できるシステムも。養殖が盛んにおこなわれているマレーシアでは、水質の改善がより質のいい養殖魚を育てるのに欠かせないプロセスであることを学びました。

 

 

 

9/25~9/28まで、ビドン島に実習に行きました。島では、主にマレーシアの伝統漁法を体験。トロールや刺し網、カゴ網などをしました。日本ではあまり見ない魚が多く面白かったです。トロールを回収するときに人力で上げるのには驚きました。刺し網ではサンゴか何かに引っかかって、ボロボロになって帰ってきました。

島では、さびき釣りをしたり、バーベキューをしたり、マレーシアのカードゲームをしたりといろいろ遊びました。海に潜ると美しいサンゴと魚が共存している世界に感動しました。

 

 

 

 

マイクロプラスチックと魚の現状を学び
人間活動と海の環境について
研究を深めることができた

 

 

入江優衣

環境科学部 2年

 

 

私は約1か月間、ラボインターンに参加し、魚の筋肉組織内に入り込んでいるマイクロプラスチックについて研究しました。市場に行き魚を購入するところから始め、解剖してKOHで溶かし、フィルタリングして顕微鏡で観察するところまで、かなり本格的な研究をしました。全ての魚でマイクロプラスチックが観察され、人間活動の影響がしっかり魚に表れていました。卒業研究ではマクロプラスチックの誤食を研究していたので、ここでよりたくさんの知識が得ることができました。

 

 

 

 

その国の文化に触れ
多くの交流と
チャレンジを続けること

 

 

林凛奈

水産学部 4年

 

 

 

授業や研究の合間に、みんなでクアラルンプールに旅行に行きました。バトゥ洞窟、動物園、ツインタワー、夜市、ピンクモスクと呼ばれるプトラモスク、水族館、セントラルマーケット、パビリオンという商業施設などを観光。トレンガヌはムスリムの割合が多い地域だったため、ヒンドゥー教や仏教と様々な文化が混在しているクアラルンプール社会を感じることができました。自然多いトレンガヌと建造物が多いクアラルンプールが本当に同じ国なのかと思うほどでした。

 

 

 

 

マレーシアで食べた物でおいしかった物を並べてみました。ナシゴレンは種類が豊富で毎日飽きることなく楽しめ、かき氷屋やアラブ料理屋もあって、日本ではなかなか食べられない料理にチャレンジしました。マレーシアの料理がとても辛い分、飲み物の甘さで中和させているように思います。

 

 

 

研究はもちろんですが、異国の地を訪れたならば、新しい味や食材などその国の文化に触れ、どんどんチャレンジしてみてください!

 

 

 

 

【釜慶大学校に約4ヶ月留学した1名】

実習期間:2025年8月29日〜12月20日

 

 

 

 

自分の中で最も変化したのは
「尻込みせずに挑む姿勢」
多くの出会いに感謝

 

 

田中 然大

水産学部 3年 海洋未来創生コース

 

 

 

私が参加した「Capstone Design」の授業では、海洋・水産分野における課題を自ら設定し、チームで議論を重ねながら解決策を導き出し、最終的に発表を行いました。国際的なイベントへの参加や、チームでのプロジェクト発表、交流の機会もありました。専門知識だけでなく、異なるバックグラウンドを持つ学生と協働する中で、課題の捉え方や議論の進め方の違いを実感しました。特に印象に残ったのは、自分の意見を持つことと同時に、相手の視点を理解しようとする姿勢の重要性です。専門知識以上に、国際的な場で学ぶ意味を感じた授業でした。

 

 

 

 

「持続可能な水産市場論」のでは、水産物に限らず食品を開発、加工、流通するまでにどのようなアプローチを行えば、消費者の販売意欲を促進できるかについて学びました。特に、水産食品流通におけるマーケティング戦略や、国際的な市場動向を扱う内容は、自分の専門である水産経済への関心をさらに深めるきっかけとなりました。また、この授業は英語で行われたので英語での発表や、多国籍の学生との意見交換を通して、自分の考えを言語化する難しさと重要性を実感しました。理論を学ぶだけでなく、それを他者に伝える過程そのものが、大きな学びとなりました。

 

 

 

 

このほかに水産に関連する授業の他に韓国語の授業、留学生に向けておこなわれる異文化理解の授業も履修しました。また韓国の学生にむけて開講された養殖の授業では、その早さと難易度に苦労しましたが、日本との対象魚種、養殖方法の違いに関して「深く学ぶことが出来たと感じました。

 

同じ水産学という分野であっても、扱われ方や語られ方、現場との距離感は国や地域によって異なります。その違いを、共有し、相手方の考え方を尊重しながら自分の意見を伝え、その中で合意点を見つけていくことが重要であると感じました。日本で当たり前だと思っていた考え方や前提が、自分の中から発信されたときどのようにふるまうのか、どのように影響していくのかを一度立ち止まって捉え直す姿勢が身についたと感じています。

 

 

【学んだこと】

日本との違い チームプロジェクトの多さ、アウトプット、インプットが多い。

自分の考えや立場を共有しつつ、進めていく。

消費と需要の関係を多角的に捉える視点を習得

日本で学んだ理論・制度を異なる文脈で考える経験を得た

自分の専門知識がまだ断片的であることを認識

理論と現場、数字と人を結びつけて理解する必要性を実感

 

 

 

 

乗船実習に乗って、済州島に1週間滞在しました。プギョン大学のもつペクギョンホという実習船で、長崎丸よりも大きく非常に立派な船でした。船内の案内では、機関室の見学、機関長の方のお話から始まり、デッキでの航海士の方々のお話まで非常に有意義な時間でした。

 

 

 

 

船内では、日本人は私ひとりだったため、韓国語または英語のみで会話を行いました。同室の方たちは皆さん優しく、うまくコミュニケーションをとれない中でも楽しく過ごすことが出来ました。済州島は、韓国の南に位置する島で、火山活動によって形成された自然地形や、海に囲まれた独自の暮らしが特徴的な地域です。本土とは少し違う空気感や地域性があり、同じ韓国の中でも地域によって文化や生活のリズムが違うことを体感できた点も印象に残っています。上陸後は班に分かれ観光名所を回ったり、済州島生まれのソジュであるハンラサンや名物のタチウオや黒豚、を食べたりしました。また、韓国水産資源公団にもお邪魔し、職員の方たちとともに、風力発電所への見学も行いました。最終日には班ごとに撮影制作した、短編動画の視聴をしたり、交流会を行ったりなど有意義な乗船実習でした。

 

 

 

 

1週間、プギョン大学の研究室にインターンシップ生として所属させていただきました。この研究室では、エビの補償成長に関する実験が行われていました。活動としては、水質検査など基礎的なことから始まり、補償成長に関する器官の解剖などを体験。またプギョン大学のもう一つのキャンパスである龍谷キャンパスでは、餌料の開発がおこなわれており、その様子を見学させていただきました。3学年ということもあり、海外の研究室の様子を体験でき、具体的な研究への実感を持つことが出来たと思います。

 

 

 

 

日常生活の中で、一番感じたのは言語の成長です。特に韓国語では、相手との関係性や場面に応じた表現が重要であり、単に文法的に正しいだけでは十分ではありません。日々の買い物や移動、簡単なやり取りの積み重ねが、言語への理解を少しずつ深めてくれたように思います。また中国、マレーシア、ミャンマー、ヨーロッパ圏の方たちとも交流をしましたが、共通して重要だったことは「自分の考えを持っていること」と「相手の話を聞こうとする姿勢」の大切さでした。積極的に話すことが必ずしも正解ではなく、相手の意図を汲み取ろうとする姿勢そのものが、信頼につながる場面も多くありました。講義だけでなく一緒にご飯を食べたり、遊んだりそのような時間の一つ一つが自分の中で新しく、かけがえのないものになったと考えています。

 

 

 

 

今回の留学を通して、自分の中で最も変化したのは、「尻込みせずに挑む姿勢」だったと思います。言語や専門分野だけに限らず日常生活においても、曖昧な理解のまま進むと、必ずどこかで行き詰まるという経験を何度もしました。そのため、分からないことや挑戦してみたいことがあったら、困難でも気持ちがあれば進んで行動する意思を持つようになりました。一方で、課題も多く残っています。
特に、専門的な内容を外国語で正確に説明する力は、まだ十分とは言えません。今後は、語学と専門を切り離さず、同時に深めていく必要があると考えています。

今後の学業においては、水産学の基礎を改めて固めつつ、経済や地域政策といった分野を横断的に学びたいと考えています。
今回の留学で得た視点を活かし、日本と韓国、あるいは地域と国際社会をつなぐ形で、水産を捉え直していきたいです。

このような貴重な経験を与えてくださった先生方に感謝申し上げます。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

発表会の最後には、研究科長の河本和明先生から挨拶がありました。「みなさん、素晴らしい発表をありがとうございました。多くの研究を行ってきたのだと理解できました。派遣期間の中で、もっと英語を学びたいという希望や、もっと長い期間実践的に学びたかったという意見もありました。このプログラムは、今回で一端終わりますが、これからも交流を続けていただき、もっと多くの経験を積んでもらいたいと思っています。今日はありがとうございました。」

2025.06.25

長崎大学 2025年度AFIMA Leaders Program2025 閉校式

 

2025年6月25日(水)、長崎大学葉國璽交流会館にてAFIMA Leaders Program短期受入プログラム閉校式を行いました。

 

約3カ月間の留学体験は、国を越えた深い交流が行われ、開校式では見られなかった笑顔と会話が広がっていました。本学研究科の学生も参列し、笑顔いっぱいの式になりました。

 

河本和明教授によって修了証書と記念品が手渡され、15人の学生は清々しい笑顔に。授与式の前には、それぞれ短いスピーチを行い、先生方や関係者への感謝の言葉や3ヶ月間の思い出などを語りました。

 

 

 

 

 

【修了証書授与式】

 

釜慶大学校 Pukyong National University(PKNU)

 

 

JIN SUNGHOON 釜慶大学校(Pukyong National University)

自分にとって初めての外国が日本であり長崎でした。あっという間の3カ月間でしたが、またここに絶対戻ってきたいと思いました。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

● LEE MINSEUNG 釜慶大学校(Pukyong National University)

長崎大学の先生たちはとても素晴らしいです。この3カ月間の日々を忘れることは絶対ないでしょう。可能なら、またみんなと会いたいです。またね!

 

 

 

 

● HWANG GYURI 釜慶大学校(Pukyong National University)

3カ月間サポートしていただいた先生方に心から感謝しています。授業も実習も親切で丁寧な指導をしていただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。

 

 

 

 

● KIM BEEN 釜慶大学校(Pukyong National University)

授業も遊びもハードな日々でしたが、先生方や学生の方のサポートにとても感謝しています。

 

 

 

 

● KIM SEUNGHYEON 釜慶大学校(Pukyong National University)

このプログラムでたくさんの友達ができました。充実した日々を過ごすことができ、とても幸せでした。

 

 

 

 

● KIM SOO-YEON 釜慶大学校(Pukyong National University)

フィッシュエリアで楽しい時間を過ごすことができたのが、とてもいい思い出です。

 

 

 

 

中国海洋大学(Ocean University of China)(OUC)

 

 

● JIANG MINGCAN 中国海洋大学(Ocean University of China)(OUC)

長崎で過ごしたすべてのことが忘れられない思い出になりました。たくさんの友達もでき、とても充実した日々を過ごすことができました。ぜったい忘れません!

 

 

 

 

● LIU CHENJIE 中国海洋大学(Ocean University of China)(OUC)

先生、サポーター、クラスメイト。3カ月間の生活は自分にとって忘れられない日々になりました。また必ず日本に来ます。

 

 

 

 

● CHEN BINGQING 中国海洋大学(Ocean University of China)(OUC)

3カ月間の留学は、先生方のご指導に深く感謝するとともに、日本の文化にも触れることができ、忘れることができない日々となりました。さよならするのがとても寂しいです。

 

 

 

 

マレーシアトレンガヌ大学Universiti Malaysia Terengganu(UMT)

 

 

● AIMAN NAJIAN BIN EDWARD マレーシアトレンガヌ大学(Universiti Malaysia Terengganu)

最初はナーバスな時期がありましたが、3カ月間の交流は、日本の文化の素晴らしさと人々の温かさに感動する日々でした。人生において忘れられない時間を過ごすことができました。

 

 

 

 

● AHMAD DZULQHARNAIN BIN AHMAD AZIAN  マレーシアトレンガヌ大学(Universiti Malaysia Terengganu)

自分の未来に大きな意味を持つ3カ月間でした。絶対に忘れることはないでしょう。長崎大学はベストな大学です。またぜひお会いしましょう!

 

 

 

 

● IFFAH SYAFIAH BINTI SUHAIMI  マレーシアトレンガヌ大学(Universiti Malaysia Terengganu)

このプログラムは、私自身の生き方を変えてくれるほど素晴らしい日々でした。また皆さんといつかお会いしたいです。

 

 

 

 

● PUVITTHRA MARIMUTHU  マレーシアトレンガヌ大学(Universiti Malaysia Terengganu)

3ヶ月という短い期間でしたが、自分にとって素晴らしい経験になりました。先生方の温かいサポートに感謝します。

 

 

 

 

● NADRATUL NAIM BINTI JAAFAR  マレーシアトレンガヌ大学(Universiti Malaysia Terengganu)

プログラムの主催者に感謝いたします。長崎の素晴らしい文化と長崎大学の高度な知識を学ぶことができ、楽しい日々を過ごすことができました。

 

 

 

 

● TEOH YING YING  マレーシアトレンガヌ大学(Universiti Malaysia Terengganu)

3ヶ月のすべてが素晴らしい思い出になりました。先生方など皆さんがパッションを持ってサポートして下さいました。感謝いたします。みなさんの未来が幸せであることをお祈りします。

 

 

 

 

学生サポーター

 

短期留学の経験がある在学生も駆けつけ、感謝の言葉を述べました。

 

亀山優子さん 髙橋雄大さん 木藪旬弥さん

 

 

 

 

河本和明教授の挨拶

 

 

最後に河本和明教授からAFIMA Leaders Program2025を修了した学生たちにメッセージが贈られました。

 

「みなさん、ここまでよく頑張りましたね。この3カ月間、皆さんと一緒に持続可能な未来について考えることができ、とても良かったと思っています。皆さんの学びはまだ始まったばかりです。持続可能な未来についてそれぞれが学びを続けて下さい。そして自分たちの人生の目標に向かって歩み続けて下さい。」

 

 

みなさんに手渡された修了証書

 

 

AFIMA Leaders Program2025 サポートの先生方

・河本和明 研究科長
・仲山英樹 副研究科長
・松下吉樹 副研究科長

・阪倉良孝 教授
・長江真樹 教授
・金禧珍  准教授
・佐藤光秀 特任助教

・韓程燕  助教

2025.04.04

長崎大学 2025年度AFIMA Leaders Program2025 開校式

 

天候に恵まれた2025年4月4日(金)に、2025年度AFIMA Leaders Program Opening Ceremonyを行いました。留学生は釜慶大学校(PKNU)から6名、マレーシアトレンガヌ大学(UMT)から6名、中国海洋大学(OUC)から3名の合計15名がプログラムに参加します。今回は過去最高の参加人数となりました。長崎大学からも6名の在学生が留学生をサポート。4月から6月までの約3ヶ月間、一緒に学んでいきます。

 

 

開校式では研究科長の河本和明先生から挨拶がありました。「これから6月まで、ともに学んでいきます。生徒たちと交流を深め、いろんなことに挑戦し、長崎の文化も体験して欲しいです。短いプログラムですが、頑張りましょう」。

 

 

 

副研究科長の中山秀樹先生によりプログラムの説明や長崎での生活における注意点など説明が行われました。

 

 

 

 

 

【参加留学生】

 

釜慶大学校 Pukyong National University(PKNU)

 

  • LEE MINSEUNG 釜慶大学校(Pukyong National University)

 

 

  • JIN SUNGHOON 釜慶大学校(Pukyong National University)

 

 

  • HWANG GYURI 釜慶大学校(Pukyong National University)

 

 

  • KIM BEEN 釜慶大学校(Pukyong National University)

 

  • KIM SEUNGHYEON 釜慶大学校(Pukyong National University)

 

  • KIM SOO YEON 釜慶大学校(Pukyong National University)

 

 

 

中国海洋大学(Ocean University of China)(OUC)

 

  • JIANG MINGCAN 中国海洋大学(Ocean University of China)(OUC)

 

 

  • LIU CHENJIE 中国海洋大学(Ocean University of China)(OUC)

 

 

  • CHEN BINGQING 中国海洋大学(Ocean University of China)(OUC)

 

 

マレーシアトレンガヌ大学Universiti Malaysia Terengganu(UMT)

 

  • AIMAN NAJIAN BIN EDWARD マレーシアトレンガヌ大学(Universiti Malaysia Terengganu)

 

 

  • AHMAD DZULQHARNAIN BIN AHMAD AZIAN  マレーシアトレンガヌ大学(Universiti Malaysia Terengganu)

 

 

  • IFFAH SYAFIAH BINTI SUHAIMI  マレーシアトレンガヌ大学(Universiti Malaysia Terengganu)

 

 

  • PUVITTHRA MARIMUTHU  マレーシアトレンガヌ大学(Universiti Malaysia Terengganu)

 

 

  • NADRATUL NAIM BINTI JAAFAR  マレーシアトレンガヌ大学(Universiti Malaysia Terengganu)

 

 

  • TEOH YING YING  マレーシアトレンガヌ大学(Universiti Malaysia Terengganu)

 

 

 

学生サポーター

長崎大学からは学生6名が参加。短期留学の経験がある在学生もサポーターとして加わり、一緒に学んでいきます。

 

馬場千乃さん

 

 

榎原佑姫さん

 

 

大和田菜都子さん

 

 

柴﨑荘平さん

 

 

岩山晃子さん

 

 

髙橋雄大さん

 

 

先生方もサポートしていきます!

 

  • 仲山英樹 教授・副研究科長

皆さんにお会いすることができ、とても嬉しいです。困ったことがあったらいつでも相談してください。

 

 

  • 松下吉樹 教授・副研究科長

シャイにならずポジティブに過ごしましょう!

 

 

  • 佐藤光秀 特任助教 

一緒に学び、ともに楽しい時間を過ごしたいと思っています。

 

 

開校式のあとは、留学生と長崎大学の在校生とさっそく交流。笑顔が生まれました。

 

さらに、学生サポーターの案内でキャンパスをめぐり、講義室や研究室、図書館などメインアクティブとなる場所の説明が行われました。



 

これから約3ヶ月間、新しい交流と学びが始まります。

2025.01.30

持続可能なアジアの水産と海洋環境を実現する国際協働人材育成プログラム AFIMA Leaders Program 令和6年度 学生成果発表会

2024年夏に、長崎大学からAFIMA Leaders Programへ短期留学したのは4名でした。

マレーシアトレンガンヌ大学と釜慶大学校で学んだ成果を発表しました。それぞれの発表内容をご紹介します。

 

写真左から髙橋雄大さん、浦田智史さん、亀山優子さん、土田真平さん

 

 

 

============================

 

【釜慶大学校に約4ヶ月留学】

髙橋 雄大 たかはし ゆうだい

総合生産科学研究科 博士前期課程 1年

 

 

「 AI技術を導入した
  新しい水産加工の可能性 」

 

チェジュ島への乗船実習や、釜山の有名な明太子メーカーで取り組んでいる減塩明太子の独自製法技術、また、バナメイエビの人工飼育研究室の訪問など学びが多かったです。とくに、韓国で開催されている「World Ocean Forum」への参加は、人工知能(AI)を活用した海洋産業の革新や持続可能な発展についての基調講演があり、海と人間の関係におけるAI技術の可能性を今までよりもさらに高い解像度で理解することができました。釜慶大学校への留学は、世界の最先端技術を目の当たりにする絶好の機会だったと実感しています。

 

海洋に関する構想の共有や新技術の発表の場として、世界中から研究者や業界人が集まる「World Ocean Forum」へ参加しました。

 

 

釜山の有名な明太子メーカー「徳華フード」への実習見学。独自製法で減塩明太子の製造に成功。韓国内のみならず海外への輸出にも積極的で、日本ではセブンイレブンやイトーヨーカ堂が取り扱っています。

 

 

バナメイエビの水槽管理と解剖を体験。養殖に関する実験では、共食いが発生しないよう、エサの量を調節するなど、かなり大変であることを実感しました。

 

 

============================

【マレーシアトレンガヌ大学に約3ヶ月留学した3名】

 

亀山 優子 かめやま ゆうこ

総合生産科学研究科 博士前期課程 1年

 

 

 

土田 真平 つちだ しんぺい

総合生産科学研究科 博士前期課程 1年

 

 

 

浦田 智史 うらた さとし

環境科学部 環境政策コース 2年

 

 

 

「 海洋環境の改善は
  国境を越えて取り組むべき
  世界的な課題       」

 

留学先のマレーシアトレンガヌ大学は、マレー半島の東海岸に位置するトレンガヌ州にあり、野生の動物が多くとても自然豊かな場所でした。ここで、海洋微生物学やプロジェクトプランニング、リモートセンシング技術の仕組みなどを学びました。

 

迫力あるゾウと一緒に記念撮影

 

 

微生物の培養実験。水産学部の似たような微生物系の授業もありますが、そこではあまりやらなかった抗生物質の話などもありました。

 

 

プロジェクトプランニングは、何かプロジェクトを進めるときに必要な、計画の立て方を総合的に学ぶ授業でした。

 

 

カラフルで美しい熱帯魚「ベタ」の飼育実験は、毎日、朝から晩まで飼育実験場に通い、えさの量と種類によってベタの色や形が変わるのか実験をしていました。

 

 

Dr. Naim’s labでは、先進的な地理情報システム「ARCGIS」を使い、生息する海洋生物のデータをマッピング化する技術を習いました。

 

 

ビドン島への実習にも参加しました。島で過ごした楽しい時間は忘れることができません。

 

 

ビーチには海洋ゴミが漂着するため、みんなで清掃を行いました。

 

 

ルダン島へは日帰り旅行も。ビーチの美しさに驚きました。

 

 

 

地元の人たちと海浜清掃したり、授業や実習を通して生徒のみなさんと話したりしたことで、海洋環境の改善は国境を越えて取り組むべきだということを実感しました。また、マレーシアのトレンガヌ州という自然豊かで、野生の動物が常に身近にいる場所で生活を送ることができたことにより、自然環境への意識も強くなりました。さらに、イスラム教の文化が色濃い地域で生活をしたことで、異文化への理解や尊重して行動することなど、グローバルに活動するうえで重要なことを学ぶことができたと思います。

 

 

2024.10.24

中国海洋大学On-site meeting

2024年10月24日、中国海洋大学魚山キャンパス(青島市)にて本年度のAFIMA Leaders Program On-site Meetingが開催されました。中国海洋大学、釜慶大学校、長崎大学の各校の代表から昨年度及び本年度の受入事業の成果について発表があったほか、マレーシアトレンガヌ大学からも事前収録した成果発表が放映されました。本学からは阪倉水産学部長、韓助教および佐藤助教が参加し成果発表のほか贈答品の交換が行われました。

 

 

この会合は中国海洋大学開学100周年記念式典と同時開催されたもので、同24日午前にはGlobal Conference on Ocean Cooperation and Developmentと称した国際会議が開かれ、内外の研究者数名による基調講演と共同宣言の発表がありました。また、翌25日には中国海洋大学嶗山キャンパスにて100周年式典が盛大に開催されました。両イベントには本学より永安武学長にもご臨席賜り、各国の水産系大学との交流を深めることができました。

2024.06.26

長崎大学2024年度AFIMA Leaders Program2024 閉校式

 

2024年6月26日(水)、長崎大学葉國璽交流会館にてAFIMA Leaders Program短期受入プログラム閉校式を行いました。

 

当日はあいにくの雨天でしたが、色鮮やかな浴衣を着付けて参加する学生や、AFIMAプログラム修了生と交流があった本学研究科の学生が有志で参列する姿も見られ、晴れやかで心温まる式になりました。

 

河本和明教授が一人一人に声をかけながら卒業証書と記念品を手渡すと、10人の学生は清々しい笑顔に。授与式の後にはそれぞれ短いスピーチを行い、先生方や関係者への感謝の言葉や3ヶ月間の思い出などを語りました。

 

授与式の間は神妙な面持ちの学生たち

 

 

 

 

◾️Hyeonbeom LIM 釜慶大学校

このプログラムに参加することができ、とても嬉しかったです。長崎駅前の商業施設でショッピングをしたり、アイスクリームのフェスティバル(あいぱく)に参加してみんなでアイスクリームを食べたりできたのは長崎の良い思い出です。

 

 

 

 

◾️Sumin HWANG 釜慶大学校

たくさんのサポート、ありがとうございました。このプログラムに参加することができ幸せでした。講義は、最初は難しかったけれど、できる限り理解しよう、教授からの質問に答えようと努めました。私の人生で貴重な経験になりました。

 

 

 

 

◾️Seunga JEONG 釜慶大学校

日本でとても良い経験ができました。実習で海に出た時には天候が悪くて船酔いしましたが、それも良い思い出です。このプログラムを通して、皆さんととても良い関係が築けたと思います。忘れ難い思い出を与えてくれた関係者の方々に心から感謝すると共に、皆さんのご多幸を願っています。

 

 

 

 

◾️Chaehyeon KIM 釜慶大学校

このプログラムは私の人生に大きな喜びと経験を与えてくれました。興味深い活動を取り入れ、さまざまな話題について示唆を与えてくれるアカデミックな講義は、素晴らしかったです。

 

 

 

 

◾️Dasom CHOI 釜慶大学校

先生方や友人たちとかけがえのない関係が築けたことを心から感謝しています。この3ヶ月間はこれまでの人生の中で一番の、忘れることのできない経験になりました。チャンスがあればまた参加したいです。

 

 

 

 

◾️Estefania Lourdres SIMA マレーシアトレンガヌ大学

お世話になった先生方、韓国の友達、日本の友達たちに心からの感謝を伝えたいです。特に上五島での研修は印象深かったです。私に未来を探す機会を与えてくれた長崎大学に感謝しています。

 

 

 

 

◾️Siti Hajjar MUSTAPA マレーシアトレンガヌ大学

河本教授をはじめとする先生方、お世話になった大学職員の方に心から感謝しています。日本は時間に正確なので、講義に遅刻しないように毎回頑張りました。この経験を今後に活かしたいです。

 

 

 

 

◾️Sharifah Nur Batrisya SYED AZMUDDIN マレーシアトレンガヌ大学

今日がプログラム最後の日となってしまいました。先生方や一緒に学んだ友人たちに「ありがとう」と伝えたいです。またこのような素晴らしい機会があればぜひ参加したいです。

 

 

 

 

◾️Hazril Shauqi AHMAD SABRI マレーシアトレンガヌ大学

ここに来れたこと、この機会を与えてくれたすべての方に感謝します。仲良くなれた素晴らしい韓国の友人たちにも感謝を伝えたいです。2週間の特別な研修期間は特に思い出深いです。長崎大学のことを忘れません。

 

 

 

 

◾️Siti Zuqrina ABDUL HAKAM マレーシアトレンガヌ大学

このプログラムに参加することができて幸運でした。私が素晴らしい時間を過ごし、体験ができたのも、先生や皆さんのおかげです。私たちは未来に向かって力を合わせることができると信じています。

 

 

 

真剣な眼差して河本教授のスピーチを聞く学生たち

 

 

最後に河本和明教授からAFIMA Leaders Program2024を修了した学生たちにメッセージが贈られました。

「私たちのミッションは未来への技術を共有し、学び、持続可能な漁業へ貢献すること。次世代へ向かってこれからも挑戦し続けていってください。未来は君たちの手の中にあります」

 

無事にプログラムが修了し、笑顔が弾ける学生たち

 

3ヶ月の思い出を語り合う学生たち

 

3ヶ月のお礼にとマレーシアの雑貨をプレゼント

 

 

最後は葉國璽交流会館の和室に移動し、みんなで歓談しました。美しい庭園をバックに写真を撮ったり、別れを惜しんだり、思い思いに時間を過ごす学生たち。本学生とも「楽しかったね」「また会おうね」と声を掛け合い、プレゼントを贈り合って再会を約束していました。

 

 

AFIMA Leaders Program2024 サポートの先生方

・河本和明 研究科長
・仲山英樹 副研究科長
・松下吉樹 副研究科長
・長江真樹 教授
・金禧珍 准教授
・佐藤光秀 特任助授

2024.04.05

長崎大学 2024年度AFIMA Leaders Program2024 開校式

 

2024年4月5日(金)に2024年度AFIMA Leaders Program Opening Ceremonyを行いました。留学生は釜慶大学校(PKNU)から5名、マレーシアトレンガヌ大学(UMT)から5名の合計10名がプログラムに参加します。長崎大学からも学生4名が加わり、留学生をサポート。4月から6月までの約3ヶ月間、一緒に学んでいきます。

 

 

開校式では研究科長の河本和明先生から、いろんなことに挑戦し、長崎での生活を楽しんで欲しいと挨拶があり、本プログラムに参加する留学生の自己紹介がありました。

 

 

 

副研究科長の中山秀樹先生によりプログラムの説明や長崎での生活における注意点など説明が行われました。

 

 

 

 

【参加留学生】

釜慶大学校 Pukyong National University(PKNU)

 

● Seunga JEONG 釜慶大学校(Pukyong National University)

 

 

● Chaehyeon KIM 釜慶大学校(Pukyong National University)

 

 

● Dasom CHOI 釜慶大学校(Pukyong National University)

 

 

● Sumin HWANG 釜慶大学校(Pukyong National University)

 

 

● Hyeonbeom LIM 釜慶大学校(Pukyong National University)

 

 

 

マレーシアトレンガヌ大学Universiti Malaysia Terengganu(UMT)

 

● Siti Hajjar MUSTAPA  マレーシアトレンガヌ大学(Universiti Malaysia Terengganu)

 

 

● Sharifah Nur Batrisya SYED AZMUDDIN  マレーシアトレンガヌ大学(Universiti Malaysia Terengganu)

 

 

● Estefania Lourdres SIMA  マレーシアトレンガヌ大学(Universiti Malaysia Terengganu)

 

 

● Siti Zuqrina ABDUL HAKAM  マレーシアトレンガヌ大学(Universiti Malaysia Terengganu)

 

 

● Hazril Shauqi AHMAD SABRI  マレーシアトレンガヌ大学(Universiti Malaysia Terengganu)

 

 

 

学生サポーター

長崎大学からは学生4名が参加。短期留学した経験がある山本悠理さん、馬場千乃さん、柴﨑荘平さん、亀山優子さん、岩山晃子さんもサポーターとして加わり、一緒に学んでいきます。

 

山本悠理さん

 

 

馬場千乃さん

 

 

柴﨑荘平さん

 

 

亀山優子さん

 

 

岩山晃子さん

 

 

 

私たちがサポートしていきます。

 

● 河本和明 教授・研究科長

 

 

● 仲山英樹 教授・副研究科長

 

 

● 松下吉樹 教授・副研究科長

 

 

● 長江真樹 教授

 

 

● 金 禧珍 准教授

 

 

● 佐藤光秀 特任助教

 

 

 

開校式のあとは、学生サポーターの案内でキャンパスをめぐり、講義室や研究室、図書館などメインアクティブとなる場所の説明が行われました。

 

これから3ヶ月間、新しい交流と学びが始まります。

2024.03.18

持続可能なアジアの水産と海洋環境を実現する国際協働人材育成プログラム AFIMA Leaders Program 令和5年度 学生成果発表会

 

2023年夏に、長崎大学からAFIMA Leaders Programへ短期留学したのは5名でした。マレーシアトレンガンヌ大学と釜慶大学校で学んだ成果を発表しました。それぞれの発表内容をご紹介します。

 

 

岡本遼 おかもとりょう

環境科学部 4年
マレーシアトレンガヌ大学に約2カ月半留学

 

 

様々なフィールドワークで
現地の自然環境を体感

トレンガヌ大学では魚の微生物や経済学、魚の標本についての講義を受けました。クランタンで行われたフィールドワークでは、漁港や魚市場で手に入れた魚で標本を作り、図鑑を製作。ビドン島で体験したシュノーケリングや底引き網漁も印象的でした。そこではトカゲ、リス、長崎では見ることのできない小魚やサンゴ礁とも出合え、貴重な時間を過ごしました。留学期間は不安もありましたが、現地の先生や学生たちが親切で何かと助けてくれたので、無事に乗り切れました。これらの経験はこれからの人生に活かしていきたいです。

 

標本作成の様子

 

授業で訪れた美しいビドン島

 

 

 

 

木藪旬弥 きやぶしゅんや

水産学部4年
マレーシアトレンガヌ大学に約2ヶ月半留学

 

 

マレーシアの国民性に影響を受けて
自分自身の積極性も増した

私は元々、動物プランクトンについて研究していました。これまでの研究をさらに発展させたいと思い、今回留学を決意。トレンガヌ大学では専門外の分野の授業があったり、マレー語を使用する機会が多かったりして困ったこともありましたが、周囲の優しさに支えられました。魚にフェザーミール(親鶏の羽毛が原料の飼料)とイーストとを与えてそれぞれの個体数の変化を調べた研究では、一定の成果が出せて嬉しかったです。マレーシアの人たちの外交的な性格や、学びに対して積極的な姿勢にも大きな影響を受けました。自分を成長させてくれたのは確かです。

 

魚の個体数変化を調べた研究プロジェクト

 

マレーシアは気さくで明るい人ばかり

 

 

 

 

中瀬研人 なかせけんと

水産学部2年
釜慶大学校に約4ヶ月留学

 

 

他文化の人たちと
想いを伝え合う必要性と難しさを実感

水産資源の管理に国際的な視点を持つこと、語学力の向上、韓国文化の体験を目的に釜慶大学校へ留学しました。グローバル水産経済論の講義では、持続可能な水産資源商品についてのマーケティングプランの提案をし、自分の意見を正しく伝えることの難しさを感じました。チェジュ島への乗船実習もあり、漁の様子や養殖場を見学。島の食べ物を食する機会もあり、文化的側面からも良い経験ができたと思います。現地では英語を使う機会が多く、英語が話せると世界観が広がると再認識しました。

 

M S Cへのインターンシップも行いました

 

乗船実習の様子

 

 

 

 

杉戸美寧 すぎとみね

水産学部1年
釜慶大学校に約4ヶ月留学

 

 

違う角度から水産を学び
考え方が変わった

釜慶大学校で水産経営経済を学びました。講義によっては2、3回発表を求められるものがあり、授業へ積極的な参加が必要でした。図書館が充実していて過ごしやすかったので、4500字以上のレポート課題が出題された時にはそこにこもって作成しました。レポートのみならず、現地の使用言語の約7割が英語だったため、英語力は向上したと思います。今回は韓国の水産事情や水産加工品をどうやって売るかなど、経済面から水産にアプローチする学びが中心。私は元々生物系の専攻でしたが、全く違う角度から水産を見られたのはとても良い経験に。考え方が変わりました。

 

魚類専門の市場として韓国最大規模のチャガルチ市場

 

先生が交流の機会として用意してくれたヨット会

 

 

 

 

山本悠理 やまもとゆうり

大学院水産・環境科学総合研究科 博士前期課程1年
釜山大学校に約4ヶ月留学

 

 

グローバル水産学と向き合い
研究姿勢や意欲が向上

グローバル水産学に関する講義では、その内容だけでなく、多様な国々の学生の意見を聞くことで学びが深まりました。課外活動では、海産物と漁業に焦点を当てた国際的な展示会「BISFE2023」に参加。釜山で実際の水産物の国際取引現場を体感したことで、これからのグローバル水産業に対する意欲を掻き立てられました。学会で研究発表を行った時には、海外の先生方から質問や指摘を受ける貴重な機会を得、自身の研究を見直す良いきっかけにもなりました。

 

BISFE2023には養殖業者から水産加工機器メーカーまで様々な企業が参加

 

学会発表の様子

2023.10.21

PICES年次会議にてジョイントセッションを開催しました

2023年10月21日、アメリカ合衆国シアトルにして開催中のNorth Pacific Marine Science Organization(PICES)年次会議において、本プログラムとのジョイントセッション「Collaboration with PICES 2023 and Asia Fisheries and Marine Environment Leaders Program」が開催されました。本プログラムに参加する韓国釜慶大学校からは教員3名、研究員1名、大学院生3名が発表を行ったほか、マレーシアトレンガヌ大学からは教員1名が招待演をおこないました。本学からは金禧珍准教授が現地で”Light wavelength and intensity effects on phototactic behavior of pediveligers in the Pacific oyster Crassostrea gigas”と題した口頭発表を行いました。

 

2023.08.17

マレーシアトレンガヌ大学にて国際シンポジウムが開催されました

2023年8月16・17日の2日間にわたり、本プログラム参加校であるマレーシアトレンガヌ大学において「2nd International Postgraduate Symposium on Agricultural and Food Science」が開催されました。

本プログラムに参加する4校の教員や学生が参加し、本学からは金禧珍准教授が現地で招待講演を行ったほか、2名の大学院学生がオンラインでポスター発表を行いました。